セミリタイア時の持ち家か賃貸かの選択(自分家の場合)
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前回の投稿に対するコメントありがとうございます(^ω^)
今回は、もう少し掘り下げたいと思います
私の物件は現在築9年2Kの平屋建て、
主要路線駅から徒歩30分、駐車場付きです
購入価格は諸費用及び税金込みで530万円
年間の固定資産税額は現在5万円弱です
前回書いたように、自分の家と同じような物件がないため、
似たような物件と比較したのですが 、
築40年の貸家で家賃が45000円(流石に見た目もオンボロ)
築11年の1LDK貸家で68000円←(物件としてはこれが近いかな~)
築年40年の物件に20年30年住むことは出来ないでしょうから、
ある程度経ったら引越しが必要になると思われます
そうすると家賃の下落は期待出来ないかもしれません
新しい物件であれば長期に渡って住むことはできるでしょうが、
最初の家賃はどうしても高くなってしまいます
(古くなっての家賃値下げは期待出来るかもしれませんが)
そうすると、前回書いたような条件で 賃貸を借り続けるのも困難かもしれません
それに、前回の計算はインフレが起こらないことを前提にしてます
もし、インフレが起こった場合、いくら物件が過剰気味でも 損してまで貸し続ける大家がいるとも思えません
私が戸建てを買った理由の一つがインフレ対策です
私は固定資産税のインフレに対する影響額は
家賃の上昇よりもずっと少ないと見ている
(個人的にはインフレは起こって欲しくない)
Bライファーの聖地である山梨や千葉なら 、
家賃が2~3万円くらいの貸家があるかもしれませんが、
そういう所には駅徒歩圏とか、生活インフラなんて期待できません
(年を取った時のことも考える必要がある)
やはりある程度生活インフラが整った所でないと困ります
そうすると、私の地域の場合どうしても45000円~70000円の家賃が必要となります
しかし、その家賃で長期住んで行くとなると、金額が膨れ上がります
自己所有物件530万円、固定資産税5万円、リフォーム100万円
20年住んだ場合、730万円
30年住んだ場合、780万円
古い戸建で実際は無理ですが、
家賃45000円で20年住んだ場合、1080万円
30年住んだ場合、1620万円
家賃68000円で年間1000円づつ家賃が下がる場合
20年住んだ場合、1404万円
30年住んだ場合、1926万円
(全て引越しせずインフレを考慮しない場合)
長期間賃貸で暮らす金額と家の価格を比較してみると、
私が選んだ地域の中古家屋の価格は非常に魅力的でした
(地域の特性なのか分からないが、安い中古戸建が多い)
こういう地域は安く住むには良いかもしれません
現状、生活インフラも整っています(将来は不明ですが)
もし、セミリタイア用に家を探されていて、 家賃と比べて相対的に安いと感じた地域を見つけて そこに興味を持ったなら、色々と調べてみると良いと思います
(当然、良いことばかりある訳ではありません)
前回も書きましたが、賃貸物件には賃貸物件の良い所や問題点があり 、
自己所有物件には自己所有物件の良い所や問題点があります
どちらが良いのかは、個人の価値観によります
今回の損得はあくまで自分の家での事です
少しでも皆様の参考になれば幸いです