野立ての太陽光発電はリスクだらけ
今でも時折見る野立ての区割り太陽光発電設備
投資のための産業用太陽光発電として、設置業者が数多く乱立しています
投資として考えられている方もいるでしょう
50kwh未満の低圧ならキュービクル(変圧器)もいらず、低コストで利益が出ると言って、山を造成したり、空き地に野立てで乱立させてます
しかし、本当にそうでしょうか?
ニュースで、台風15号による風でバラバラになった野立ての太陽光発電設備が映っていましたが、見るも無残なことになってました
これだけではなく、栃木の竜巻とかでも、
野立ての太陽光発電設備がバラバラに飛散してました
こういう低圧太陽光発電設備で見られるのは、
簡易な基礎(酷いケースだとパイプ足場)でパネルを並べているケースが多いです
こんなの台風が来れば、基礎ごと持って行かれます
このようにパイプ足場で組むなんて、とても安全な設備とはいえない
周辺の住民に訴えられたら負ける可能性が高いと思う
このような場合、保険に入っていれば賄えるケースも有りますが、
保険では賄えないケースもあります
こういうケースで、もし隣家や自動車、人など、
周辺に対して被害が出たらどうするのでしょうか?
よく、自然災害保険が付いてますと書いてあっても、
全て、しかも全額カバーされる保険なんてありません
もし、払えない、金額に納得いかない人たちが出たら、
集団訴訟にもなりかねません
一度被害を出せば、当然再設置なんて無理(というか許されない)
例え10%利回りの売電収入であっても、
台風が直撃すれば、被害によっては、あっと言う間に人生終了するかもしれません
(野立て設備の飛散で人が死ぬようなことがあれば訴訟は確実)
家が飛ぶような風ならお互い様になっても、
現状、家と比べて圧倒的に風に弱い太陽光発電設備はリスクが高すぎだと思います
高いコストを掛けてこれでは、いい商売とは言えないでしょう
業者の出してる区画割りされた太陽光発電設備を考えられてる方は、
その辺りのリスクを、よく考えたほうがいいです
ちなみに業者は、良いことしか言いませんよ