昨日のクローズアップ現代が酷かった
昨日のクローズアップ現代
お題目は原発の放射性廃棄物の処分問題
放射性廃棄物の処分が難しいのは分かっていた問題
それを、「なんとかなるさ」と先送りにしている日本は基本的にオカシイと思います
だいたい普通のゴミの処分場でさえ中々決まらないのに、
放射性廃棄物の処分場なんて政府の介入なしに決まるはずはありません
その点は事業者任せにしないアメリカの例は参考になるでしょう
しかし、処分場の確保問題としては、アメリカや諸外国と同じように考えるのは無理があると思います
ゲスト解説者はアメリカだから出来たというわけではなく、他の国もあると答えてましたが、
番組で挙げられていた国は、日本みたいに隅々まで人が住んでいることはなく、
人口空白地帯が多いところです
それらの国が処分場を確保するのと、日本みたいな小さい国土に1億2千万人以上の人が隅々まで住んでいる国が処分場を作るということを同列に語るのは無理があります
いくらゲスト解説者とは言え、こういう言い方は良くないと思います
それにしても、私は反原発というわけではありませんが、
正直、原発再稼働は現状の労力に見合ってないと思います
規制委からの認可の難しさ、自治体や住民らの同意取付け、一部の市民からの裁判など、何かにつけて困難や邪魔が入ります
個人的には、もうヤメてもいいんじゃねえの?と思ってしまいます
処分場に関しては、候補地の人は絶対反対するはずなので
反対してる人が黙るほどの巨額インセンティブを与えるか、
廃炉原発敷地内に処分が妥当な線だと思います