もはや間違いすら許されない社会となってしまっている
アメリカで起こったゴリラ射殺事件
ネットなどで、動物園や両親とかの責任を追求するべきということが起こっているようです
子供がゴリラに堀の水の中で引きずられているのをニュースで見ましたが、
あれなら危険と判断して射殺するのも致し方無いと思いました
問題は射殺より、ネット上での他人の反応です
柵が低すぎたのでは?と動物園の責任を指摘する人がいましたが、
これは施設への話なので、まあ仕方ないと思います
それよりも私が気になったのは、
個人である両親の監督責任を追求するべきだという意見です
確かに、動物園にいる間中、必ず手を繋いでいれば防げたかもしれません
でも、わざと落としたとかならいざしらず、
ちょっとした拍子に子供が離れてしまい、
その結果落ちてしまったとかなら、仕方ないと言うつもりはありませんが、
そういうミスや間違いは誰にだってあると思います
それにもかかわらず、寄ってたかって両親の責任を追求すべきだとかは余りに酷ではないかと思うのです
そういう人が、自分がある日ちょっとしたミスや間違いを起こし、
ネット上に晒され当事者になってしまった場合、どう思うのでしょうか?
今は誰がカメラで写真や動画を撮っているか分りません
自分のちょっとした行為がネット上で晒され、
それで周りの人たちからも吊るし上げられる
そんな魔女狩りが横行してる社会が暮らしやすいとは思えません
SNSとかが出てきてから私たちの社会に、
寛容さや許すということがなくなっている気がします
そんな重要なことを失った社会が真に幸福であるはずがないのです
残念ながら、これからもこういう監視社会が続いていくでしょう
それによって今度は自分が叩かれる番になるかもしれません
何かの拍子に全国の知らない人たちから叩かれる・・・
正直、こんな恐ろしいことはないと思うのですが( ´・ω・`)