保証人会社もアテにはならない
賃貸住宅入居や就職時に要求される保証人
しかし、もはや保証人会社もアテにはならないようです
まあ、ここは会社というよりNPOみたいなもんですが・・・
身寄りのない高齢者の支援をしていたのですが、
公益財団法人でもこの体たらくです
ちょっと前に民事再生してスポンサーが現れてたのですが、
そのスポンサーが頼りにならずアッサリ破産
そもそもこの会社は、高齢者から預託金として預かった金を勝手に流用してたので、
論外なのは当然なのですが、実際に個人が見極めるのは難しいです
しかも一般と違って、いきなりは設立出来ない公益財団法人なので、
普通の人が信用してしまうのも仕方がないと思います
さて、ここの代表的な契約プランでは総額165万円だそうです
106万円が財団の収入である保証料で、
残り58万ちょいくらいが将来の葬式代とかの預託金になるそうです
保証人の費用は元々財団の経費とかに使われるものなので全額帰ってきません
(;´・ω・)こっちの方がデカいんやけどな・・・
問題となってるのは預託金
弁護士を介さないで契約した1600人の預託金9億の内、
3億弱を使っていたらしいので、一応6割~7割は残っている計算になるのですが、
どうでしょうかね?
最初から帰ってこない保証料に関しても気の毒です
死ぬまで保証してもらえると思っていたのに破綻でオシャカ
それを考えると実質の損失率は、弁護士を介した契約者で約65%
今回問題となっている弁護士を介さない契約者で約75%になります
どっちも悲惨やな( ´・ω・`)
それにしても、ここに頼っていた高齢者が気の毒です
保証人を失うだけでも大ダメージなのに、金まで帰ってこないのですから・・・
これは将来身寄りがなくなる人にかなりの影響を与えると思います
私は既に天涯孤独なので、アルバイトでも保証人問題で苦労しました
年を取れば今まで頼れていた人が亡くなったりして
私と同じ境遇になる人もいるでしょう
その時のことを考えてますか?
この会社がやっていたようにカネで解決できればいいのですが、
破綻してしまったらどうしようもありません
またカネを積んで他の所に行ければまだいい方でしょうが、
そういう団体が、そんなにたくさん存在してるかどうかは分りません
もしかしたら、リスクを承知で怪しい団体にカネを預けるという選択をしなければならないこともあるでしょう
(;´・ω・)どうしたらいいんでしょうね~
ホント、難しいと思います
この財団は葬式の手配までするようなので、
恐らく緊急連絡先も兼ねていると思われます
この記事に出ていたように、保証人や緊急連絡先が無くなったことで追い出されたりするかもしれないというのは怖いことです
よくケースワーカーがなってくれるのでは?と書かれるのですが、
本当になってくれるんでしょうかね?
余程個人的に親しいとかでないかぎり、
役所の人間がなることはあり得ないと思うのですが・・・
そうなると詰みますね
私は既に詰んでますが( ´・ω・`)ショボーン