週休5日のセミリタイア生活

念願のアルバイトが決まりました(`・ω・´)

どんな人間も完全に合理的な選択なんか出来ない

AさんとBさん、Cさんがいます

その中でCさんが1万円持っています

AさんとBさんはCさんにこの1万円をもらって二人で分けることになったのですが、

Cさんは1万円を分けるときの条件を付けました。

それは1万円をどう分けるかAさんが決めること、

BさんはAさんの分け方が不満なら拒否できること。

ただし、Bさんが拒否したら、AさんもBさんも1円ももらえません。

Aさんはどのような分割提案をすべきでしょうか?

なお、提案チャンスは1回のみです

 

 

 

 

これは最後通牒ゲームというものです

行動経済学の一部なのですが、どんな選択がいいのでしょうか?

 

その人の状況とか、細かいことを付け加えるとキリがないので書きませんが、

基本的にはBさんには1円だけ渡して、Aは9999円でもいいのです

どちらも金がもらえるのだから、経済学的には拒否する合理的理由がないというものですが、当然そんな決着にはなりません

 

これがAさんが99億でBさんが1億なら提案を受け入れられる可能性が高いでしょう

例え相手が圧倒的に多くても、Bさんとしても失うものが大きすぎるからです

でも、1万程度じゃ感情のほうが勝るケースが多いでしょうね

実験ではAさん、Bさんが7対3くらいがギリギリの決着点のようです

 

さて、自分がBならどうするか・・・

合理的に考えるならどんな提案でも受け入れるべきですが、

相手に1円とか提示されたら、

(#゚Д゚)拒否するに決まってるやん!

 

99億と1億なら受け入れるが、少額の場合は

 

(#゚Д゚)相手も道連れやで!

 

そういうことを考慮して、自分が提案者なら半分ずつです

相手も納得しやすい

あと、自分にとって一番重要な点は恨みを買わないことです

実生活でもそうですが、人の恨みを買うのは自分に損なだけです

普通の経済学では、そんなところまで考慮してませんが、

実社会では相手のことも考えながら生活します

 

それを考えると、この問題はあくまで学問の中の問題ということです

もし、いや俺は1円でも納得できるという人がいたら、

その人のことは疑って掛かるほうがいいでしょう

 

でも雑学としては面白いですね
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